国保かごしま【特集コーナー】
国保かごしま(特集コーナー)
「食」「運動」「睡眠・休養」のバランスで健康な体作りへのアプローチ
バランスのとれた運動編
日常生活の中でもできる運動はたくさん!代謝を上げる筋肉運動を取り入れて
「適度な運動」と言っても、具体的に何をどれくらいすればよいか分からない人も多いはず。厚生労働省が策定したエクササイズガイドの中ではどのように示されているのでしょうか。
「まず、『運動』とは日常生活の中や、健康づくりを目的に体を動かすことです。その運動量や質を定めたものが同省のエクササイズガイド。その中で使われている身体活動の強さの単位を『メッツ』と言います。例えば椅子に座って楽な姿勢でいるときを1メッツとすると、日常生活の普通歩行(時速4㎞)は3メッツに相当します。そしてメッツに運動の実施時間をかけたものを「エクササイズ」と呼んでいます。日常生活で20分間(1/3時間)3メッツの普通歩行した場合、1エクササイズとなるわけです」(リセットプラス代表・柳田豊さん)1エクササイズに相当する身体活動例は表のとおり。
個人それぞれに必要な運動量を把握するのに役立ちます。ただし、「体の痛みがでたら無理せずに休んで。水分補給も忘れずに」 3メッツ以上の運動を1週間あたり10エクササイズ以上行うことで内臓脂肪が減少すると言われていますが、このほかに、生活習慣病予防に役立つ運動はあるのでしょうか。 「加齢とともに基礎代謝が下がってくると太りやすい体質になってきます。それを上げるために効果的なのがレジスタンス運動、つまり筋肉運動です。足腰を鍛え、介護予防になるので高齢者におすすめです」 代表的な運動としてあげられるのがスクワットや片足立ち、肩回し。筋肉量を増やして、健康的な体作りにトライ!
詳細はこちらをご覧ください(PDF形式)2.01MB
2012-10-26