高額介護サービス費について
高額介護サービス費について
同一の世帯に属する介護サービス利用者が同一の月に受けた居宅サービスや施設サービスの利用者負担額の合計額が一定の上限額(表1参照)を超えたときは、超えた分が高額介護サービス費として支給されます。
ただし、利用者負担額には、以下は含まれません。
- 入所・入院の食事代
- 差額ベッド代
- 日常生活費等の費用
- 住宅改修費の自己負担額
- 福祉用具購入の自己負担額
表1 利用者負担額の上限
世帯の所得状況 | 上限額 |
市(町・村)民税課税世帯の方 | 37,200円 |
市(町・村)民税非課税世帯の方 | 24,600円 |
市(町・村)民税非課税世帯で、老齢福祉年金を受給されている方 |
15,000円 |
申請をしなければ支給は受けられません。また、支払いから2年を過ぎると時効となり、申請ができません。申請には、申請書・領収書・印鑑等が必要です。
詳しくは、各市町村の介護保険の窓口へお尋ねください。
表2 高額介護サービス費計算例
世帯状況 | 世帯構成 | 利用者 負担額(円) |
上限額 (円) |
上限額の按分 |
高額介護サービス費(円) |
課税世帯 | 利用者Aのみ | 53,000 | 37,200 | - |
53,000-37,200 |
非課税世帯 | 利用者A | 22,000 | 17,686 | 24600/(22000+8600) ×22000=17686.27 |
22,000-17,686 |
利用者B | 8,600 | 6,914 |
24600/(22000+8600) |
8,600-6,914 |
※上限額の計算で端数が出た場合、金額が低い方で調整します。
高額医療・高額介護合算
高額医療・高額介護合算(PDF形式)106KB