かごしま健康食堂~今回の食材は「バショウカジキ」~

品名:バショウカジキ
県内の産地:西薩地区、甑島
旬:9~11月
栄養素:たんぱく質、ビタミンD、亜鉛
バショウカジキは大きな背びれが芭蕉の葉に似ていることから名付けられました。
鹿児島県では秋の訪れを告げる魚として「秋太郎」と呼ばれ、親しまれています。
身は淡紅色でクセが少なく、お刺身やソテー、煮魚など幅広い料理に適しています。高たんぱく・低脂肪でDHAやEPAといったオメガ3脂肪酸を多く含み、血液をサラサラに保ちます。
さらに、ビタミンD、亜鉛などの栄養素も含まれ骨の健康や免疫力の維持に役立ちます。
今回は秋太郎をコンフィに仕上げます。
オレイン酸が豊富なオリーブオイルを使うことで塩分控えめでも美味しく食べられます。

瀬戸口 久美子(せとぐち くみこ)
社会医療法人緑泉会 米盛病院 栄養課主任 管理栄養士
患者さんと関わりながら地域性のある料理の作り方を知ることが日々の楽しみです。SNSを利用して、下味冷凍や作り置きの腕を上げようと奮闘中です。

2025-11-26
カテゴリー: かごしま健康食堂





