かごしま健康食堂~今回の食材は「うなぎ」~
品名:養殖うなぎ
県内の産地:大隅地区・西薩地区
旬:6~8月
栄養素:ビタミンA、ビタミンB群
鹿児島県は養殖うなぎの生産量が日本一です。温暖な気候とシラス台地から湧き出る豊かな地下水など、養殖に適した自然環境のもとで育てられたうなぎは、独特な臭みが少なく、身が厚く脂のりが良いのが特徴です。うなぎには、視野維持や免疫機能を支えるビタミンA、代謝を助け疲労回復に役立つビタミンB群、カルシウムの吸収を促進するビタミンD、抗酸化作用のあるビタミンEなど、多くのビタミン類が含まれています。また、亜鉛やカルシウムなどのミネラル、DHA・EPAといった不飽和脂肪酸も豊富で、たんぱく質もたっぷり含まれているため、栄養価の高い食材と言われています。炭火焼きによる香ばしい風味と深いコクのあるタレが食欲をそそりますが、今回はさっぱりと食べやすい「ひつまぶし風」をご紹介します。夏の始まりは体が暑さに慣れず、疲れが溜まりやすい季節。栄養をしっかり摂って、元気に夏を乗り切りましょう。
有川 雅代(ありかわ まさよ)
社会医療法人緑泉会 米盛病院 栄養課課長 管理栄養士
栄養指導や栄養相談では、普段の食生活のなかで出来る、ちょっとした工夫の提案を行っています。 料理本や動画サイトで料理番組をみて、自分でも作ってみるのが好きです。
2025-07-08
カテゴリー: かごしま健康食堂
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