内科との連携が求められる歯科医療-国保でHOT情報2009年7月号
25歳以上の方の8割がかかっていると言われているのが歯周病。
歯周病と糖尿病の一見なんの関係もなさそうな2つの病ですが、実はお互いに影響を及ぼしていることが分かってきました。
国保でHOT情報では、歯周病と糖尿病の関係など、鹿児島県歯科医師会広報担当理事の西園直幸先生にお話を伺い、 5月27日と6月3日の2週にわたってお伝えしました。
糖尿病患者の歯周病は重症化しやすい―歯周病は口の中の病気、そして糖尿病は内科の病気ですが、この2つの病気の間には何か関係があるのでしょうか? 西園先生/ 歯周病は歯を支える組織の病気で、歯周病菌が炎症を繰り返し、歯周組織を破壊していきます。 糖尿病は血糖値が高くなる病気ですが、神経障害などの合併症が大きな問題です。 実は、歯周病は糖尿病の第6の合併症と言われ、なかなか治りにくい上に、重症化しやすい傾向があるのです。 ―歯周病が重症化すると、どうなるのですか? 口腔内の乾燥が引き起こすトラブル―さて高齢者に多くみられる口腔乾燥症ですが、どんな病気ですか?また高齢者は若い方に比べて、口の中が乾きやすいのでしょうか ―最後に、入れ歯の種類やそのお手入れ法等について教えてください。 |
入れ歯のお手入れ方法について、実物を使って分かりやすく説明する西園先生(写真左)と和田由樹健康リポーター |
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