以下に、今月のオピニオンリーダーのエッセーの概要を掲載しております。
オピニオンリーダーのエッセー「〝コーチング〃 とは」たっちー企画代表 立元 昭子
コーチングとは
コーチングとは、会話を重ねることを通して、相手に目標達成に必要なスキルや知識を備えさせ、目標にむけての具体的な行動を促していくことです。 つまり会話(コミュニケーション)することによって、相手が目標に向かうために必要な何かを備えるように、コーチするわけです。 コーチというとこちらから何か物事を教えるという風に考えがちですが、一から十まで教えてやらせるというものではありません。本人のなかにある ものを一生懸命引き出す。引き出しても足りないものがあれば、必要なものを明確にしそれを足す行動を起こさせ、その行動を継続することを促す、これがコーチングです。
コーチングはコミュニケーション
コーチングはコミュニケーション、 そしてコミュニケーションはキャッチボールです。相手の話をきちんとキャッチしてから投げ返しましょう。 相手の話を一旦受け止めてから投げ返す、だからこそキャッチボールなんです。 よくあるのが、キャッチボールのふりをしているけれども、 受け止めずにそのまま打ち返している場合があります。 部下『相談があるんですけど』 上司『忙しいから三分ね』 部下『後輩のAさんが規則どおりに動 いてくれません』 上司『あなたがちゃんと教えないからでしょ』 部下『教えたんですけど覚えようとしないんです』 上司『じゃあ、僕から話してみるよ』 こういう会話は、これはキャッチボールのように見えて実は単に打ち返して いるだけです。まったく会話になってないですね。私は時々『聞いてくれていないな、話を受け止めてくれていないな』と感じることがあります。そういうときには非尚而に寂しい思いをします。 ですから、なおのこと相手の話を一回受け止めてから投げ返すようにしています。
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2006-07-02