1年に1回、特定健診を受けましょう! ー国保でHOT情報2021年5月ー
令和3年4月から、放送日時を変更(毎月第1・第2金曜日16時35分頃)してお送りしています「国保でHOT情報」。4月9日放送では、特定健診受診の重要性について、本会のマスコットキャラクター「けんこう坊や」がお伝えしました。
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)とは?
メタボリックシンドロームは、腹囲が男性は85センチ以上、女性は90センチ以上で、「高血圧、脂質異常、高血糖」のうち、2つ以上重なった状態のことで、生活習慣病の原因になるといわれています。
その「メタボ」に着目した健診が、「特定健診」。
平成20年度に始まったもので、40歳から74歳までの人を対象に、年1回実施されています。
多くの人が「自分は大丈夫」と思っているケースが多いんです。でもそこが落とし穴。メタボは、自覚症状がほとんどないから、特定健診を受けないとわかりません。
太ったように見えなくても「隠れ肥満」と呼ばれる状態になっていることもあるから要注意!
1年で身体の状態は変わるから、昨年受けて問題なかった人も、油断は禁物!
毎年受けることが大事!!
受信費用はどのくらいかかるの?
国保の特定健診の自己負担は、市町村や国保組合に違いはあるけど、助成により無料であったり、有料の場合でも一部を負担するだけで済むんだよ。
特定健診はいつどこで受けられるの?
国保の特定健診の時期や場所は、市町村、もしくは国保組合から受診の案内が送られてくるから、まずはそちらを確認してみようね。
ちなみに、特定健診にも種類があるんだ。
特定健診には、医療機関などが個別で実施する個別健診と検診車などが地域へ出向いて集団で実施する集団健診があるんだよ。
健診には、事前に申し込みが必要な場合もあるから、わからないことは、国保の窓口や受診先へ確認してみようね。
何かの病気で治療している人も、特定健診を受けに行かないといけないの?
良い質問だね。治療中の特定健診の対象の人は、病院などで市町村への情報提供に同意して、必要な検査を追加することで、
病院などから検査結果が提供されて、特定健診を受けたとみなすことができるんだ。
健康づくりのためにも、1年に1回、特定健診を受けるようにしましょう!