楽しく自分の身体と向き合い、健康を保つ意識の源に-国保でHOT情報2007年11月号
残暑が厳しい9月上旬、鹿児島市城山町の照国神社すぐそばにある、かごしま社会保険センターを訪れました。
こちらでは毎週土曜日、太極拳愛好家の皆さんが集まっています。
国保でHOT情報では、太極拳を楽しみながら、健康づくりにつなげている方々の様子を取材し、9月15日にお伝えしました。
心肺機能を高めて、健康維持―太極拳は健康にいいと言われていますが、その理由は何でしょうか? 前田理事長/中腰の姿勢でゆっくり運動すると、呼吸が腹式呼吸になり、心臓や肺の機能が高まります。そうすると骨密度が高まり、骨粗しょう症に対抗する力がつきます。また、深呼吸をすることで、自律神経機能が改善され、それに加えて肥満防止にもつながります。 ―太極拳で健康維持につながるのですね。それでは太極拳の楽しさはどんなところにあるのでしょうか? 前田理事長/最初は訳の分からない動きをしているように感じます。例えるなら幼稚園、小学校、中学校と順番に学習するのではなく、いきなり大学院の勉強をしている感覚です。でも続けていくうちに身体が分かってきて、だんだんと太極拳の深みにはまってゆくのです。そこまで行き着くには時間がかかりますが、上手になりたいという気持ちよりも、身体を動かし、手足を伸ばして気持ちよく感じる。だから楽しく参加している方が多いように感じます。 |
鹿児島県太極拳連盟の前田理事長(写真左)と和田由樹健康リポーター(写真右) |
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