よくある質問

教えて健康法

第3回「メタボリックシンドロームの予防のための運動」-教えて健康法 運動による疾病予防編-

メタボリックシンドロームとは?

メタボリックシンドロームとは、内臓のまわりに脂肪が過剰に蓄積した状態を前提に、高血圧、血清脂質異常、高血糖のいずれか2つ以上をあわせもった状態を示し、動脈硬化を進行させてしまい、心臓病や脳卒中などになりやすい病態とされます。通称、「メタボ」と言われます。日本では、図1に示すような基準を用いて診断されます。メタボリックは「代謝」、シンドロームは「症候群」を意味しますので、直訳すると代謝症候群となりますが、代謝とは直接的には関係しない高血圧も主要な項目に含まれ、国内でも名称が定着してきていますので、メタボリックシンドロームと表記するのが一般的です。CTスキャンによる臍の位置での内臓脂肪面積が100cm2以上で、内臓脂肪の蓄積による悪影響が顕著とされており、内臓脂肪面積100cm2を基準にウエストサイズに換算すると男性85㎝、女性90㎝が算出され、これらの値が用いられています。

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2021-09-30

第2回「高血圧予防のための運動」-教えて健康法 運動による疾病予防編-

高血圧の分類

血圧はさまざまな条件によって変化します。例えば、病院で白衣を着た医師に血圧を測られるだけでも緊張によって血圧が上昇することがしばしばあります。睡眠不足や飲酒、入浴、運動直後などの普段の生活における安静とは異なる状況では血圧も変動します。また、1日のなかでも変動します。まずは、ご自身の血圧の状態を把握することが重要です(表)。家庭での血圧測定では、朝の起床後の1時間以内(排尿後、服薬前、朝食前)、および晩(就寝前)に座位1~2分の安静後に測定することが推奨されています。

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2021-07-28

第1回「疾病予防のための運動の大切さ」-教えて健康法 運動による疾病予防編-

身体活動の低下と疾患の発症

普段から運動することは、身体にとって良い影響があることは多くの人が認識していることと思います。体力を維持したり、気分が晴れやかになったりと、身体だけでなく心の健康にも運動の効用が期待されます。運動習慣を有しており、積極的な身体活動を行っている人では、脳血管疾患や循環器疾患、認知症などのさまざまな疾患の発症リスクを下げることがわかっています。また、身体活動量の多い人では、がん罹患の危険性が低くなることも示されています。ここで言う身体活動とは、多くの場合は特別な時間を設けて運動している活動だけではなく、仕事や余暇での運動や歩いたり立ったりしている時間も含めた日常生活での身体活動を表しています。つまり、運動のための特別な時間をつくることが難しくても、普段の生活の中で積極的に階段を利用したり、買い物や通勤のために歩いたりして身体活動を高めることは、疾患の予防のためにも重要となります。わが国における脳心血管病による死亡数への危険因子の影響を調べた報告によると、低い身体活動は喫煙や高血糖よりも死亡の危険を高める要因であり、年間で4万人以上が低い身体活動によって死亡していると推計されています(図)

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2021-06-04

春の息吹でココロもカラダも健康に!-教えて健康法-

1年以上の自粛生活と運動不足

コロナ禍二回目の春。

マスク着用の生活が日常となり、「ステイホーム」「テレワーク」「オンライン」等、この1年で、私たちのライフスタイルは大きく変化しました。

出機会の減少は、私たちの活動量や運動習慣にも大きな影響を与えるでしょう。 今後報告される2020年度の統計データは、運動習慣のある人の割合や歩数の減少、肥満や要介護認定割合の増大等、このパンデミックによる生活習慣の変化が大きく関連する可能性があります。 外出機会の制限により、座位時間の増加が予測されますが、座りすぎは心血管代謝疾患と死亡の危険因子であることが分かっていて、 1日に11時間以上座っている人は4時間未満の人と比べ死亡リスクが40%も高まると言われています。 今年は、家庭で無理なく安全に続けられる運動の必要性が問われてくるはずです。

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2021-04-01

オンラインでヨガに挑戦! -教えて健康法(運動編第2回)-

オンラインでヨガに挑戦!

新しい生活様式が求められる中、巣ごもり生活でライフスタイルが崩れた方が多いのではないでしょうか。 スポーツ庁が実施した、令和元年度「スポーツの実施状況等に関する世論調査」によると、この1年間に実施した種目については男女ともに「ウォーキング(62%)」がトップで、「階段昇降」「トレーニング」「体操」と続いています。 その中で、女性の実施割合が高い種目は「ヨガ・ピラティス・エアロビクス・バレエ」で、13・0%(男性は2・3% 全体は7・7%)となっています。 脳トレエクササイズに代表される遠心性刺激(脳→カラダ)とは異なり、ヨガ等の自分の内面に意識を向けるこれらのエクササイズは、求心性(カラダ→脳)への刺激が重要で「呼吸法」が深く関係します。

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2021-02-02

カラダリセット! オンラインでエクササイズ! -教えて健康法(運動編第1回)-

カラダリセット! オンラインでエクササイズ!

WHOは健康の定義を「単に病気でないとか虚弱でないという事でなく、身体的にも、心理的にも、社会的にも満たされた状態」と定義づけています。 コロナ禍で、巣ごもり生活を強いられたことで、定期的に行っていた運動をお休みしてしまったり、外出ができないことで、ついつい暴飲暴食をしてしまい太ってしまったという方も少なくないのでは? 未曽有のパンデミックにより激変したライフスタイル(社会的変化)や、その慢性的なストレス(心理的ストレス)は、少なからず私たちの身体面にも悪い影響を及ぼしているのです。 このような社会的な変化の中、「オンライン」による様々な取り組みが行われ、生活の一部になってきました。運動もその一つ。 今回のテーマは、ストレッチについて。 ストレッチの効果や、ポイントを正しく理解して、動画をつかって実践してみましょう。

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2020-12-02

高齢期の口腔健康管理について -教えて健康法(オーラル編第3回)-

高齢期の低栄養対策と歯科保健について

超高齢社会の現在、高齢者の『低栄養』が要介護へのリスクを高め、さらに全身状態に影響を及ぼすことが問題視されています。中でも高齢者単独世帯や高齢夫婦のみの世帯が増加し、「毎日の食事の準備が大変、毎日同じものになり飽きる、一人だから簡単にすませる」など少食・偏食傾向となり、健康的に生きるために必要な量の栄養(素)が摂れていない状態『低栄養』になっています。『低栄養』になると、体重減少、筋肉量や筋力の低下、免疫力の低下、感染症にかかりやすい、傷が治りにくいなどの身体の変化がみられ、活動量が減り、閉じこもりがちにもなりさらに食欲低下や食事摂取量の減少で、結果的にさらに『低栄養』を招くという悪循環になるとされています。

 低栄養の原因はさまざまですが、近年では、高齢者をとりまく環境因子だけでなく、咀嚼や嚥下(噛む力や飲みこむこと)など口腔機能の低下(衰え)や味覚の変化といった因子も指摘されています。加齢や歯科的局所の問題(歯周病やむし歯、咬める歯の本数など)による噛む力の低下によって食べ物を咀嚼することが困難になり、食べ物が制限されることや、嚥下機能低下のためにお粥やペースト状の食事が中心になりバランスよい食事ができなくなると、必要なエネルギーやたんぱく質やミネラルなどさまざまな栄養素が不足します。また、例えば高血圧などの全身疾患で減塩食となると、味覚低下で味が感じられず、食欲がわかなかったり、食べる事への興味が薄れたりし、食事摂取量が減り、ますます『低栄養』がすすんでしまうことになります。

フレイルとオーラツフレイル

図1.フレイルとオーラルフレイル

 咬みづらい、むせやすいといった口腔機能が低下した状態は『オーラルフレイル』と呼ばれ、脳梗塞後遺症、パーキンソン病や認知症などでさらに顕著に出現しやすくなるといわれています。また、健康な方でも全身の虚弱(フレイル)が始まる初期段階のサインとしてオーラルフレイルが現れること、オーラルフレイルは要介護や総死亡リスクを約2倍以上も上昇させることも分かってきました(図1)。歯科保健活動として、鹿児島県歯科医師会ではフレイルや低栄養を予防と早期発見するために75歳、80歳の後期高齢者を対象としたお口元気歯ッピー検診を実施しています。

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2020-10-02

成人期のメタボや糖尿病対策と歯科保健について -教えて健康法(オーラル編第1回)-

成人期のメタボや糖尿病対策と歯科保健について

歯周病とは、学童期の歯ブラシ不良による「歯肉炎」から俗に 歯槽膿漏 と呼ばれる「歯周炎」を含めた総称で、20歳以上の男女のうち70%以上の国民が罹患している「感染症」と言われております。口の中には300種類以上の細菌がいます。むし歯菌は産生する酸で歯を溶かし「むし歯」を作り、また、歯周病菌は産生する毒素によって歯ぐきを腫らし、歯を支えている骨を溶かし、歯を失ってしまう他に直接的もしくは間接的に全身に関与します。歯周病は、「脳卒中」「心筋梗塞」「糖尿病」の他に「認知症」「誤嚥性肺炎」「リウマチ」「早産・低体重児出産」にお口の中の細菌(歯周病菌)が関連しているとの報告もあります。また、メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪型肥満に合わせて、高血糖・脂質異常・高血圧などの生活習慣病の危険因子を併せ持った状態です。これらの危険因子を放置すると動脈硬化が進み、「脳卒中」「心筋梗塞」「糖尿病」などの命にかかわる病気が発症する確立が非常に高くなります。多くの調査の結果より糖尿病や肥満の人に歯周病が多く、それが重症になりやすいことがわかっています。

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2020-08-03

口腔保健と全身の健康について -教えて健康法(オーラル編第1回)-

口腔の健康は全身の健康にもつながる

近年、口腔の健康が全身の健康に寄与するというデータが蓄積されつつあります。国の施策を見ても、いわゆる骨太の方針に口腔保健について記載されるようになり、2019年度では「口腔の健康は全身の健康にもつながることからエビデンスの信頼性を向上させつつ、国民への適切な情報提供、生涯を通じた歯科健診、フレイル対策にもつながる歯科医師、歯科衛生士による口腔健康管理など歯科口腔保健の充実、入院患者等への口腔機能管理などの医科歯科連携に加え、介護、障害 福祉関係機関との連携を含む歯科保健医療提供体制の構築に取り組む」と記載されています。このように、口腔保健の向上が健康寿命の延伸に寄与することが周知されつつありますが、では具体的にどのような効果が期待されているのでしょうか。

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2020-06-01

“健診年齢”のあなたが 家族の健康を守る -教えて健康法(レシピ編第3回)-

「食」から健康を考えるこのシリーズも最終回になりました。ライフステージの異なった家族の食をよりよく守るための要は、健診年齢のあなたの“食”です。食生活はちょっとした工夫で家族のそれぞれの年齢にあった食生活を続けることができるかも・・・そのヒントを考えてみましょう。

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2020-03-31

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